コールマン2017年製品展示会でヒットを予感させるテントに出会った。その名は、【ウェザーマスター4Sクレスト】。
ワンポールテントの様な形状で、今までのコールマンっぽくないと感じたのが、第一印象でした。
「4S」と聞いて想像したのは・・・
「4S」と聞いて想像したのは、ウェザーマスター4Sドームノトス/300。どんな環境でも快適に過ごせることを目指した春夏秋冬の4シーズン対応のテントです。
動画で見てみよう!
内観
外観
ポールに吊り下げるインナーテント
展示されていたものは、ハーフインナーテント。写真で見るように、2名くらいで使用するのに丁度よい大きさですね。
「今のところフルインナーテントの予定はない」とコールマンPRスタッフ。センターポールに引っかけ、吊り下げる仕様です。結露を防ぎ換気をよくするコットン混紡インナーになってます。
特長と感じた点は
フライシートとグランドシートが一体化されていない点
※展示会では、グランドシートを半分にして使用していました。
キャンパルジャパンのピルツであったり、最近人気のニュートラルアウトドアのGEテントは違った作りですね。
フライシートと地面の隙間を埋めるには、しっかりとフライシートにスカートをペグで打ち込む必要があります。しっかりとそこまで対応できるキャンパーにとっては、冬は温かく、夏は涼しいテントになるでしょう。
ワンポールテントではない点
図で解説すると
フロントとリア側に湾曲したポールを活用することで、広い空間を作ってます。
グランドシートを外してみると・・・
前後に大型のメッシュスクリーンがあるので、風通しの良いワイドリビングスペースとなります。
楽しみ方の提案
ファミリー(大人2名、子ども2名)の場合
インナーテントがハーフサイズなので、4人で寝るにはちょっと狭そうです。そのために、ファミリーで利用するには、インナーテントを使用せず、グランド仕様で楽しみたいテント。付属されているグランドシートの上にラグなどを敷いてお座敷スタイルで、過ごすのが良いのではないでしょうか?
カップル(大人2名)の場合
インナーテントを活用し、2ルーム型テントとして遊びたいですね。荷物を置いたとしても、2名で使用するインナーテントは十分な大きさです。リビング側の利用方法は、グランドシートの上にラグを敷いたお座敷スタイルやグランドシートを半分にして靴を履いたまま使用するのも面白いです。半円形のスペースの活用の仕方は、キャンパーの個性がでますね。
編集長からの「ティピー型テントの魅力と注意点」
人気のティピー型テント。その魅力は
- デザイン性
キャンプ場で目立つことは間違いなし。ウェザーマスターシリーズのティピー型テントとなれば、他のキャンパーから注目を浴びることになるでしょう。 - 設営の簡単さ
使用するポール数が少なく、2ルーム型テントと比べて設営が楽に出来るはず。設営が苦手なキャンパーや小さなお子さんのファミリーキャンパーにはおススメです。
注意点は、
- デッドスペースの活用
地面からの立ち上げがドーム型テントと違い、鋭角になります。つまり背の高い荷物や棚などをテント内に置く場合、端に置いてしまうとデッドスペースが出来てしまいます。 - センターポールの存在
ドーム型テントには無い、センターポールがテントの中心にあります。このポールやその周辺の活用法で快適さが変わってきてしまいます。
コールマンのフラッグシップ「ウェザーマスターシリーズ」から登場するティピー型テント【ウェザーマスター4Sクレスト】。ベテランキャンパーだけでなく、キャンプ初心者からも人気を博すテントになることでしょう。