四国でサーフィンといえば、波がうねる太平洋側の高知県、徳島県の海岸で楽しむことになります。しかし県外からのアクセスだと日帰りは少しつらい距離。
そこで筆者がよく利用するのが、高知県と徳島県の県境に位置する「白浜キャンプ場」です。温泉が近く、お風呂上りにキャンプサイトでお酒を飲みながら、波の音を聞く…最高にリラックスできるんです。
もちろんサーフィンをしない人にもおすすめ。さっそくご紹介しましょう。
白浜キャンプ場のおすすめポイントと施設&周辺情報
四国屈指の遠浅と美しい白砂の「白浜海岸」
白浜キャンプ場は、徳島市内から車で約2時間、高知市内からは約2時間30分の場所に位置します。
一般的には「遠い!」と思われそうですが、四国のサーファーにとっては当たり前です。
目指す「白浜キャンプ場」は有名なサーフィン大会が行われる生見海岸から、車で5分の距離。100人以上が海に入っていることもある有名サーフポイントが、目と鼻の先にあります。
キャンプ場に隣接する「白浜海岸」の特徴は、四国屈指の遠浅(約30m~50mの浅瀬)で、しかも美しい白砂であること。GWや夏休みはとても混み合います。
※撮影当日は残念ながら曇天。
波があればサーフィンをすることもできます。
生見海岸に比べて、穏やかな波になることが多い白浜海岸。小さな波でも楽しめる、ロングボードやファンボードでゆったりと遊ぶ人が多いです。初心者の練習にもってこいの海岸かもしれません。
全面芝生が美しいキャンプサイト。冬にはイルミネーションも
白浜キャンプ場は全面芝生のテントサイトのみ。直火はもちろん禁止で、焚き火台が必要です。
芝生の緑が美しく、目の前が太平洋なので本当に気持ちがいいです。サーフィン後にリラックスするには最高の場所。
冬季にはキャンプ場内に、LEDによるイルミネーションを設置。美しい光のそばでキャンプができます。
道の駅に隣接!食材の現地調達もお土産もOK!車で10分の場所にスーパーも
キャンプ場の受付は隣接する「東洋町道の駅」で行います。(※GW期間、7月8月は東洋町自然休養村管理センターで受付)
道の駅の入り口を入ってすぐ左にカウンターがあり、スタッフの方が受付をしています。この道の駅で高知県名産品を買って楽しむのもありですね。ポンカンや手作りこんにゃくが有名だそうです。
徒歩5分圏内に小さなスーパーが、さらに車で徳島県側に15分程度走れば大きなスーパーもあります。日用品や食材はそちらで調達できます。
キャンプ場内には自動販売機があるから、夜にちょっと喉が渇いても安心。
トイレや炊事場は綺麗すぎる!お風呂は近くの温泉に!
道の駅に隣接しているということもあり、トイレは道の駅のトイレを利用します。その為清掃も行き渡っておりかなり綺麗です。
炊事場も清潔。朝方に清掃のスタッフさんがいらっしゃっていたので、定期的に掃除されていると思います。
シャワーは朝9時から利用できますが、残念ながら16時まで(※7月、8月は9時~18時)。チェックインが遅ければ利用するのは難しいかもしれません。しかし、車で10分の距離に道の駅宍喰温泉という、目の前が海一面の温泉施設があります。
波の音を聞きながらキャンプを楽しもう
海でサーフィンを楽しんだ後に、温泉に浸かり、美味しい食事とお酒で乾杯。目の前には太平洋と夕焼けが広がり、この上ない至福の時間を楽しめます。
筆者は瀬戸内地方の穏やかな海に面する地域に住んでいるので、太平洋の波打つ音を知りませんでした。夜、キャンプサイトでこの波の音を聞いていると、胸に響くものがあります。
このキャンプ場を知ってからは、筆者が日帰りすることはほぼなくなりました。きっとアウトドアが好きなあなたも間違いなくハマると思います。もしかしたら、サーフィンをしてみたいなんて思うかも。ぜひ訪れてみてくださいね。
「白浜キャンプ場」基本情報
サイト利用料金:1区画1日 840円(1泊2日 1,680円)
無料駐車場:175台
住所:〒781-7413 高知県安芸郡東洋町白浜88-3
問い合わせ(予約受付):白浜キャンプ場(TEL 050-5482-3336)
※午前8時30分~午前12時、午後1時~午後5時15分(平日のみ)
公式サイト:http://www.town.toyo.kochi.jp/contents/info0062.html
※最新情報は公式サイトをご確認ください。