スノーピーク(Snow Peak)は、新潟県三条市にある本社 Snow Peak Headquarters で「Snow Peak LIFE EXPO 2021」を開催。その場で「Snow Peak 未来構想プロジェクト」の開始を明らかにしました。
Snow Peak 未来構想プロジェクトとは、「衣食住働遊(い・しょく・じゅう・どう・ゆう)」のすべてが詰まったライフバリューフィールドの実現。開業10周年を迎える Snow Peak HEADQUARTERS Campfield を、キャンプフィールドからライフバリューフィールドへ進化させることなのだそう。
その第一弾として展開されるのが、自然を感じる複合型リゾートである、スノーピーク初となる温浴施設を中心とした複合型リゾート「FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS(フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ)」の開業です。
サウナも備えたFIELD SUITE SPA HEADQUARTERS
2022年春、Snow Peak HEADQUARTERS Campfield は FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS として、同社初の温浴施設を中心とした自然を感じられる複合型リゾートに生まれ変わります。設計は、世界的な建築家である隈研吾さんによるもの。
隈研吾さんは Snow Peak LIFE EXPO 2021 内で、新たに誕生する複合型リゾートの魅力について、次のように話しています。
「(複合型リゾートは)森の向こうに神々しい山並みが見えるという特別な場所です。景観とスノーピークの伝統の一体化を感じられるような場所に計画しました。
雁行配置(がんこうはいち)と名付けましたが、建物が少しずつずれ、それぞれの建物から景観を最大限に、森と繋がる雁行配置でできています」
日本三百名山の一つの粟ヶ岳の眺望を望める露天風呂に、焚き火を囲むような感覚を彷彿とさせるサウナも備えます。屋根は高さを抑え隆起した形状に。周りの風景に溶け込むようなデザインになっていて、ナラの薪を2万本使う薪屋根というユニークな屋根がゲストを迎えます。
食を通して地域の魅力を発信するレストラン
全面ガラス張り、オープンキッチンのレストランは、食を通して地域の魅力を発信する場にしていくというスノーピークの想いが込められています。
自然を感じながら、地元の食材に舌鼓。プライベートルームも併設される予定なので、様々なニーズに対応できるレストランとなります。
新潟の四季に溶け込むヴィラ
別棟には宿泊施設も新設され、自然との一体感を感じられる2タイプのヴィラ棟に、モバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」も併設される予定です。
「衣食住働遊」のすべてが詰まったフィールド
スノーピークは、新潟本社の敷地を現在の5万坪から15万坪に拡張しました。今後は、キャンプをする方にはこれまで以上のキャンプフィールドを提供し、キャンプをしない方でも身近に自然を感じながら楽しむことができる空間へと進化させていくとのこと。
スノーピークが取り組む未来構想プロジェクト。来年春の「FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS」の開業は、その第一弾です。
まずは2022年春、自然との一体感を感じに、新潟に向かわれてはいかがでしょうか。
FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS(フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ)施設概要(予定)
■開業時期:
2022年春
■住所:
〒955-0147
新潟県三条市中野原456
■建築面積:
2,007.644㎡
■延床面積:
2,133.455㎡(B1部分:1,360.218㎡、1F部分:600.343㎡)
■SPA面積:
約400㎡/最大収容人数240名
■レストラン面積:
約140㎡/座席:65席
■宿泊施設:
ヴィラ棟 合計3棟(100㎡:1棟、50㎡:2棟)、ほか住箱設置予定
■その他の施設:
リラックスラウンジ、ショップ など