次のキャンプが100倍楽しくなる本、「キャンプでしたい100のこと」はもう読みましたか?
本のタイトルどおり、キャンプを楽しむための100のアイデアが載っています。
著者によると、この本をお勧めする読者は次のような人。
・キャンプを最高に楽しんでいる
・キャンプにマンネリを感じている
・キャンプをいまいち楽しめてない人
この本を読めば、いつもと違った角度でのキャンプの楽しみ方を知れるんだとか。
日頃家族でキャンプに行ったり、山に登ったりアウトドアを楽しんでいる筆者。ぜひ新しいキャンプの楽しみ方を見つけたい!
というわけで今回は、筆者がこの本の中から気になったことに挑戦してみました!
キャンプでしたい100のことの楽しみ方
実際に挑戦する前にもう少しだけ、この本の紹介をさせてください。
この本では、「キャンプめし」「キャンプでの遊びかた」「ギア選び」「キャンプ技術」と大きく4つのカテゴリーに分かれ、それぞれ25個、計100個のアイデアを紹介しています。
このアイデアの魅力は、キャンプ場だけでなく、家でも楽しめる内容も取り上げていること。
おうち時間はもちろん、雨で外出できないときや、キャンプに行く前の予行練習として、読んで楽しむのもよし、家でやるのもよし。
もちろんキャンプ中に実践するのもよし。楽しみ方は自由なのです。
前置きが長くなりましたが、100のしたいことから、筆者が勝手に抜粋した「6つのしたいこと」をご紹介します。
SNSでも大人気「005 バリエ無限のホットサンドを極める」
ひとつ持っていると便利なホットサンドメーカー。まさにバリエ(バリエーション)無限ですよね。
好きな具材をパンに挟んで焼くだけなのに、外はカリッと抜群に美味しいホットサンドが完成します。
パンに美味しそうな焦げ目をつけるコツは、パンの表面(外側)にバターやマヨネーズを軽く塗って焼くこと。
ホットサンドメーカーはパンだけでなく、ソーセージを焼いたり、肉巻きおにぎりを焼いたりフライパンがわりとしても使うことができます。
本で紹介されていたアイデアのひとつ、肉巻きおにぎりを作ってみました。豚肉がカリッと香ばしくとても美味しくできました。
しかし筆者が作ったおにぎりのサイズが大きすぎて、ホットサンドメーカーからはみ出してしまいました。
挟む具材は、フライパン部分よりもひとまわり小さいものがおすすめです。
ちょい足しを楽しむ「014 カップラーメンを粋にアレンジする」
私もキャンプにいくときには、必ずといっていいほど持参するカップラーメン。
山登りや川遊びで遊んだ後、お昼ご飯として食べたり。
ちょっと小腹が空いたときなど、お湯を入れるだけですぐに食べることができるカップラーメンは重宝しますよね。
普段はお湯を注いで3分待った後すぐに食べてしまいがちですが、簡単なアレンジを加えるだけで美味しさが向上するんです。
本にも紹介されているアレンジ具材として、卵やコーン、牛乳などをいれることで美味さに加えて栄養化もアップしますよ。
筆者はコーンとチーズをトッピングしてみました。
麺にとろ~りとチーズが絡んで、コーンのプチっとした食感も感じられて美味しかったです。
子供のころの憧れメニュー「030 絵本のようなふわふわのカステラを焼く」
不朽の名作絵本「ぐりとぐら」。子供のころ、みんなで美味しく食べるふわふわのカステラを、作って食べてみたいと思いましたよね。
本ではフライパンではなく、ストウブやダッチオーブンなど蓋つきの鍋での作り方が紹介されています。
オーブンが無くても、鍋で絵本のようなあのふわっふわのカステラを焼くことができたことに驚きました。
卵白を泡立てるのがちょっぴり大変でしたが、ふんわりと焼き上がった時の感激はひとしおです。
素朴な味のカステラなので、フルーツやホイップクリームでデコレーションしても美味しいはず。
キャンプでバースデーケーキを作れば、きっと忘れられない思い出になりますよ。
裸足で草原を感じる「034 最強の癒し、森林浴を極める」
ここからは我が家の子供たちと一緒に、実際にアウトドアで実践してみます。
木々には人の心を落ち着かせる効果があると言われていて、ドイツでは医療行為として森林浴を用いることもあるのだそう。
楽しみ方はとっても簡単で森や林、公園など自然のあるところにいき、あたりの音や香り、光に意識を向けて五感を研ぎ澄まします。
本に紹介されていた、裸足になって素足から自然を感じる体験をしてみました。。
普段感じられない地面の温かさや感触が新鮮で、子供たちは「チクチクするね~」「熱いよ~」と言いながら足から伝わる草の感触を楽しんでいました。
夏休みの子供たちに最高の思い出を「049 カブトムシ&クワガタハンターになる」
昆虫好きの子供がいる家庭におすすめなのが、昆虫採集です。
地域や標高によって昆虫採集ができる時期が変わるので、確認してから行くのがおすすめ。
カブトムシやクワガタは夜行性なので、日が暮れた後や早朝のタイミングが見つけやすいです。
しかし暗い森は足もとが見えなくて危険。まずは昼間のうちに、蜜の出ている昆虫の集まりやすい木の位置を確認をしておきましょう。子供だけで行くのではなく必ず大人も付き添ってくださいね。
虫刺され防止のために、長袖長ズボンで行くと安心ですよ。
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早朝のコーヒーは格別「055 早起きキャンプで三文の得をする」
正直に言いますと、キャンプで早起きすることが、キャンプでしたい100のことの一つなの? と思ってしまったのですが……。
実際意識してやってみると、これがまた気持ち良くて、キャンプで早起することが三文の得になることに納得です。
朝のひんやりとした空気を感じながら、ゆっくりとコーヒーを飲む。このゆったり過ごす時間は、忙しい日々から少しの間だけ離れられて、心を整えるのにぴったりです。
もちろん朝ごはんをじっくり時間を掛けて調理したり、キャンプ場周辺を散策したり、余裕をもって撤収作業ができたりと、時間の使い方は自由自在です。
キャンプをもっと楽しむコツは、やってみたい!を遊びながらやってみることだった
今回は気軽にできるもの、6つを選んでやってみました。
同じことをやるにしても、意識して取り組んでみることで充実感や達成感がここまで変わるということにとても驚きました。
他にも、
・七変化!タープの張り方を極める
・ペール缶でロケットストーブを作る
・原始的な方法で火を起こす
など、楽しみながらやれそうなことがたくさん紹介されています。
パラパラと読みながら次何しようかなぁと考えているのも楽しい時間ですよ。
こどもや友人と一緒にやってみることで、楽しみ方の幅がさらに広がる予感もします。
今回ご紹介できなかった残り93のこと。
ぜひ実際に本を手に取り、体験してみてくださいね。