キャンプブームがきっかけで、雑誌やテレビ、ウェブサイトなど、さまざまなところでキャンプ情報を目にする機会が増えましたね。
最近では、「女ひとりキャンプ」「女子キャンプ」など、女性のキャンプデビューを後押しするような流行も出てきている状況です。
女子キャンプ歴7年の筆者が、必要最低限の持ち物やソロキャンプに持って行かなくなったものリスト、女子キャンプに準備しておくべきアイテムなどをご紹介します。
筆者がソロキャンプを始めたきっかけ
筆者がソロキャンプを始めたきっかけは、21歳の頃のこと。友人に誘われて、近場のキャンプ場に一泊したことで、キャンプにハマったのです。
とはいえ、友人を頻繁にキャンプへ誘うわけにもいかず、思い切ってソロキャンプデビュー。思いがけず、一人でも楽しめたことで、多い時期には週に1回の頻度でソロキャンプを楽しんでいました。
ちなみに、キャンプを始めて間もない頃は、予算的な問題から、「テーブルなし」「チェアなし」「シュラフなし」など、本当に必要最低限なものだけを使っていました。
最低限必要な持ち物リスト
キャンプを始めたいけれど、「キャンプギアを集めるだけでお金がかかる…」と、金銭的な不安を抱えている女性は多いもの。しかし、始めからキャンプ用品を一式揃える必要はありません。
まずは、以下の最低限必要な持ち物を準備すれば、キャンプを楽しむことができます。
テント(ペグとハンマーも)
キャンプでは、夜の宿泊場所としてテントは必須です。まれにテントを設営せず、タープの下で眠るといったキャンパーさんもいるようですが、女性の場合は防犯面の問題があるのでおすすめできません。
お手頃価格な一人用のキャンプ用テントも数多く販売されているので、必ず準備してください。
ランタン
キャンプ場は、照明が少なかったり、そもそも照明が設置されていなかったりして、夜間は周囲が見えにくいといった場合が多いです。
ランタンは夜間の作業を安全に行うためにも必要なアイテム。周囲を明るく照らしてくれるので、「調理」「片付け」などの作業もスムーズにできます。
シュラフ
シュラフは、テントの中であっても快適に就寝するためにも必要なアイテムです。
実は、筆者は初めてのキャンプで節約するために、シュラフの代わりに毛布を使用したことがありました。しかし、毛布に包まって眠っても寝返りで徐々に毛布がズレてしまいます。そのまま眠っていると、硬い地面の上で寝ているような感覚になり、翌朝体中が痛くなった…という経験をしたことがありました。
そのため、シュラフは他で代用せずにきちんと用意するのがおすすめです。
調理器具類
キャンプで食事を準備するためには、調理器具を一通り揃えておきましょう。
最低限必要なのは、「火」「フライパン」「割りばし」の3つ。「火」に関してはカセットコンロや、インスタントグリルが便利です。とくに、インスタントグリルは、ライターで火をつけるだけで、1~2時間網焼きを楽しめます。
フライパンは、食材に火を通す際に必要。フライパンではなく、スキレットや小鍋などでもOKです。
すでにカットされている食材を使用すれば、包丁も不要。準備がコンパクトになるよう、自宅で下ごしらえなどを済ませてからキャンプ場へ行くのもいいですね。
雨の予報があればレインウェア
天気予報をチェックし、雨の予報があるならレインウェアを持っていきましょう。
雨の中、テントを設営していると予想以上に濡れてしまいます。風邪をひいてしまっては、せっかくのキャンプを楽しめなくなってしまうので要注意。
上半身と下半身が分かれたタイプのレインウェアは、作業しやすく便利です。
タオル
「汗をかいたとき」「翌朝顔を洗ったとき」「洗った調理器具の水滴を拭き取るとき」など、さまざまなシーンで使えるのがタオルです。筆者の場合は、キャンプのたびに5~7枚のタオルを持っていきます。
ただし、キャンプ中にうっかり汚してしまうことも多いので、お気に入りのタオルを持っていくのは避けた方がいいでしょう。
ポリ袋(ゴミ袋)
キャンプ中では、食材のゴミが出るのでポリ袋を準備しておきましょう。
とくに、トレーのまま肉類を持ってきた場合は、トレーのゴミやラップのゴミなどが出てきます。キャンプ場によっては、ゴミ箱などが設置されていることもありますが、万が一に備えて2~3枚のポリ袋を準備しておくと安心です。
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