キャンプに欠かせないものの一つは?と聞かれたら「焚き火」と答える人は多いのではないでしょうか。
近年は様々な焚き火台が登場し、キャンプの中でも焚き火が一番の盛り上がりを見せています。
そんな焚き火を楽しむためのギアも続々と登場していますが、今回注目したいのが尾上製作所(ONOE)のマルチハンガー。
焚き火周りで散らかりがちな焚き火系ギアをスッキリ、スマートに収納しつつワイルドさも演出してくれる優れもの。
最近ではオプションパーツも充実し、その使い勝手の幅も広がっているとのこと。
早速検証してみます。
まずはマルチハンガーの基本の使い方
まずはベースとなるマルチハンガーの基本の使い方を紹介します。
収納バッグ付きです。収まりもよく持ち運びしやすいです。
組み立ては簡単
【マルチハンガー内容】
ハンガー大 1本
ハンガー小 2本
アングルパイル 4本
留め具 2個
Sカン 2個
Rピン 3個
2本のアングルパイルの穴同士を合わせて、上から留め具を通します。
これを2つ作り地面に置きます。
ハンガー大を1本目の留め具とアングルパイルの一番上の穴に通してフック部分までずらします。
続いて2本目のアングルパイルの穴同士を合わせ、ハンガー大を通してRピンで留めます。
あとはパイルを開いて地面に打ち込めば完成。
アングルパイルの残った穴にハンガー小を差し込んでRピンで留めれば、左右にも高さ違いのハンガーができます。
ギアを引っかけたり吊るしたりと、散らかりがちな焚き火周りの小物をスッキリ見せることもできますし、焚き火台を下に置けば鍋やポットを引っかけて調理にも使えるマルチなハンガーの出来上がりです。
マルチハンガーのパーツをベースに手軽なアレンジ
マルチハンガーだけでもとても便利ですが、マルチハンガーの組み立て方を工夫したり、他アイテムとの組み合わせでさらにアレンジできるのがONOE製品の魅力です。
アングルパイル2本を使った「薪スタンド」
【使うもの】
アングルパイル 2本
ハンガー小 2本
Rピン 2個
ハンガー小2本の穴にRピンを差し込みます。
アングルパイルの一番下の穴にハンガー小を差し込みます。
アングルパイルに角度を付けて地面へ打ち込みます。地面に対して45度から60度くらいの角度で打ち込んでください。
これを薪の幅に合わせて2本打ち込めば完成です。地面の湿気から薪を守ることもできますし、ハンガーにランタンを引っかけて手元の灯りにしたりといろいろな使い方ができます。
アイアンレッグLOWを使って「調理台」
【使うもの】
アングルパイル 2本
ハンガー小 2本
Rピン 2個
アイアンレッグLOW 2本
アングルパイル2本を同じ向きに重ねて持ちます。
アングルパイルに開いている3つの穴のうち、一番下と真ん中にハンガー小を差し込みRピンで留めます。
アングルパイルを左右に引っ張ります。
広げたアングルパイルの一方をアイアンレッグに差し込みます。
もう一方もアイアンレッグに差し込み、アイアンレッグの幅に広げて調整します。
ロストルやマルチスタンドplusをのせて、焚き火台をセッティングすれば焚き火調理台の出来上がり!
頑丈な作り、そして安定感。大型のケトルやダッチオーブンをのせても全く問題ありません。
マルチファイアテーブルとサイドボードパーツを使った「有孔アイアンボード」
【使うもの】
アングルパイル 2本
マルチファイアテーブルⅡ
マルチファイアテーブル用サイドボードパーツ
マルチファイアテーブルの脚を外します。
アングルパイル2本をマルチファイアテーブルの足を取り外した穴の位置に合わせて打ち込みます。
アングルパイルの3つの穴のうち上の穴と下の穴に、Lになっている部分がアングルパイルの平たいほうから飛び出るように差します。
この時、ナットをしっかり締めずに遊びを持たせておきます。
マルチファイアテーブルの脚が刺さっていた穴に、L字ボルトを差し込みナットを締め固定します。
1段目のボードができました。
2段目も同様に行えば完成です。
マルチファイアテーブル用サイドボードパーツを利用すれば、パンチングボードのように、モノをのせたり引っかけたりと便利に使うことができますし、目隠しとしても使えます。
ちなみに、マルチハンガーとマルチファイアテーブルⅡを使うと、このセットが2組できます。
マルチファイアテーブルⅡの詳細はこちら
マルチファイアテーブル用サイドボードパーツの詳細はこちら
キャンパーの心をくすぐる自由度の高さと頑丈さが魅力
マルチハンガーを使ったアレンジ検証で感じたのは名前の通り、マルチで自由度の高い尾上製作所(ONOE)のアイテムたちのすばらしさ。
誰がどう扱ってもへこたれることのないその頑丈さは、焚き火周りにピッタリだと感じました。
自分なりのアレンジで、焚き火周りをもっと楽しくしちゃいましょう。
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supported by 株式会社尾上製作所
撮影地:やまてらす