スノーピークの2ルームシェルターと言えば、「ランドロック」を想像する方が多いのではないでしょうか?WEBサイトをみると、
- Entry Model:キャンプ初心者ファミリー向けの2ルームテント
トルテュライト(3~4名) - Standard Model:キャンプ中級者向けには2つのテント
タシーク(3~5名)、ランドロック(6名) - Pro Model:キャンプ上級者のニーズに対応したモデル
トルテュPro.(3~4名)
と、4つの2ルーム型テントがラインナップされてます。
そもそも2ルームシェルターとは、リビングスペースとベッドルームを1つのシェルター内にレイアウトしたテント。シェルター内のインナーテント(寝室)を取り外すと、大人数で使用可能なリビングスペースとなるのが特徴。
トルテュPro.とランドロックとの比較
「トルテュPro.」は、ランドロックと比べひと回り小さいテントですが、生地の品質や耐水性をワンランクアップさせたオールインワンシェルターです。
簡単にお伝えすると、
ランドロックの方が、全長、全幅ともに45cm大きく大人数向け。トルテュPro.はボトムなど耐水性が非常に高くオールシーズン対応できるテント。
詳しくは、商品詳細でご覧ください。
・トルテュPro. の商品詳細はこちら
・ランドロック の商品詳細はこちら
所有者だからこそ分かるサイズや耐久性以外の「トルテュPro.」3つの魅力
魅力1:圧倒的にメッシュ部分が多く、換気機能が高い
側面に5カ所(ランドロックは、側面に2か所)のメッシュがあります。それとは別に側面上部にベンチレーションも。夏の暑い時期の日中はフルオープンにするこで涼しく、夜はプライベート確保も考え小さなメッシュだけなど、大きさも大小あるので、使い勝手が良いところがさらに魅力。
魅力2:サイドウォールがある
このサイドウォールは、ランドロックには完備されていません。サイドウォールが威力を発揮するのは、雨風が強い日。テント内への吹き込みを防止してくれます。
ファスナーでサイドウォールを畳んだり、天候にあわせた調整ができることも魅力。
魅力3:インナーテントから本体のメッシュの開閉ができる
インナーテント奥のメッシュは、ランドロックもあります。
サイドについているメッシュをインナーテントに居ながら、開閉できる点です。熱帯夜に子どもが寝苦しい時や急な天候の変化でも、インナーテントに居ながら開閉作業できるのは嬉しいポイント。幼稚園児がいる我が家では、とても重宝しています。
設営は2人でやれば大丈夫
よく「設営は難しいの?」と質問を受けます。フレーム本数が6本のランドロックに対し、トルテュPro.は8本。
トルテュPro.取扱説明書 P.2より
Aフレーム2本とリッジポールをつなげたあと、テントを立たす時がポイントです。ここさえ乗り切れば、あとは大丈夫。
実際の設営模様
編集長からのアドバイス~こんな方には向かないかも~
ファミリーキャンパーにおススメしたいテントですが、
子どもが3人以上いるご家族には不向きです。実際、我が家は5人で使用しています。購入してから時間が経ち、今では長男が小学校高学年となりだいぶ狭くなってきました。夏の使用時は、私がリビングスペースにコットを出し、インナーテントで4人、リビングで1人とテント内別居です。夏は乗り越えられても、冬は厳しいですね。
また、我が家は年に10回程度キャンプに行くので、とてもコストパフォーマンスが高いテントですが、年に1回キャンプに行くかどうかのキャンパーであれば、ここまでのスペックは必要ないでしょう。
追記:価格変更のお知らせ(価格改訂日:2016年1月12日)
178,000円(税別)。私が購入した時は138,000円でしたので、40,000円高くなりました。