ここ数年で人気が高まってきた「ハンガーラック」。
愛用者はキャンプサイトにひとつあると便利だと言いますが、実際に使ったことがない人からは「どうやって使えばいいのかよくわからない」という声も聞きます。
そこでテントファクトリーのハンガーラック「TFスタンドハンガー」を例に、便利な使い方を紹介していきましょう。
さまざまなシーンで活躍する「見せる収納」
ハンガーラックの基本的な使い方は、小物の整理。テーブルまわりに出しっ放しでは見た目が悪いし使いにくい。かといって、使うたびにボックスから出したりしまったりするのは面倒です。
でも、よく使うものをハンガーラックに吊しておけば“見せる収納”的で見栄えがいいし、使いたいときにすぐ手に取れます。
キッチンまわりなら、トングやライター、シェラカップなどを吊しておくと便利。LEDランタンを吊してランタンハンガーのように使えば、手元が明るくなって料理もしやすくなります。
リビングにレイアウトすれば、ちょっとしたカトラリーを掛けておくこともできます。また、脱いだジャケットもハンガーラックに掛けておけば、整理整頓ができてリビングはスッキリ。
また散らかりがちな子どものオヤツも、バッグに入れてさげておけばなくす心配がありません。
雨の日なら、置き場に困る濡れたレインウエアや、倒れてドロドロになりがちな傘を掛けておくこともできます。また、濡れたタオルを掛けておいたり、洗濯物を干しておいたりと、何にでも使えてとっても便利です。
2段階に高さ調節できる2ウェイ仕様
そんなハンガーラックのなかでも使いやすいと評判なのが、テントファクトリーの「TFスタンドハンガー」です。
サイズは約85×48.5×97.5cmと標準的なサイズですが、開脚幅(奥行)を狭くしています。60cmを超えるモデルも多く見かけますが「TFスタンドハンガー」は48.5cmと脚がジャマになりにくいサイズです。
また、脚部ポールの一部を外せば、ローポジションにすることも可能。2ウェイで使うことができるのも「TFスタンドハンガー」の特徴です。ちなみにローポジション時のサイズは、約85×32×69.5cmです。
スタンドハンガーと別売のキャリーケースでさらに使いやすく
さらに便利なフックも5個付属しています。バーにしっかりと取り付けられるので、S字フックのように簡単に外れることはありません。これなら少々風が強い日でも安心です。
また別売の「TFマルチキャリーケース」を活用すれば、置き場に困って散らかりがちな小物もきちんと整理できます。
軽量・コンパクトで組み立ても簡単
このようにさまざまなシーンで活躍する「TFスタンドハンガー」ですが、重量は実測したところ約700gと非常に軽量。
組み立てもショックコードで連結されたポールを継いでいくだけなので、誰でも簡単に組み立てることができます。
収納サイズもコンパクト(外箱の状態で46×9×9cm)。持ち運びに便利な収納バッグ付きなのもうれしいポイントです。
荷物をいっぱい積み込んだクルマのラゲッジでも、隙間さえあれば載せられるほどコンパクト。小物の整理に悩んでいる人は、一度使ってみてはどうでしょう?