ナイフのお手入れに便利な道具
ナイフのメンテナンスに必要な道具は、保湿する油と、刃を研ぐときに使う砥石やシャープナーです。
メンテナンスは意外とシンプル
ナイフはメンテナンスをしないとサビたり、刃こぼれして切れ味が悪くなったりします。
こう聞くと「やっぱりなんか難しそうかな」と感じてしまうかもしれませんが、ナイフのメンテナンス方法は意外とシンプルなんです。汚れをしっかり落とし、保湿するのが基本です。
ナイフのメンテナンス方法の基本
1.手を切らないように注意しながら、中性洗剤で汚れを洗い流します。
2.60度のお湯で3~5分流します。ナイフはロープを切ったりするだけでなく、食材を切るときにも使うので、汚れが付着しやすいです。
食材を切ったときに刃に付着した汚れを消毒したい場合は、80℃以上の熱湯に5分以上漬けておくと消毒効果があります。
3.水分をしっかり拭き取り乾燥させます。
4.椿油などを塗って保湿させます。
基本的なメンテナンスはこんな感じです。
ただ、ナイフの素材によってメンテナンス方法が少し異なるので、素材についても触れておきましょう。
ナイフの素材のこと
・ステンレス
サビにくく丈夫なのでビギナー向き
・カーボン
サビやすく手入れが必要だが、キレ味が良い
カーボン素材を選んだ場合、ステンレスよりもサビやすいので、保湿などのメンテナンスをしないと、あっという間にサビてしまいます。
ステンレスもサビないわけではありませんが、長期使用しない場合を除き「保湿」の工程を省けるので、カーボン素材ほど神経質になる必要がありません。
安いステンレスナイフなら切れ味が悪くなり次第、買い換えてしまうのも手。「ちょっと自分面倒くさがりかも…」と思ったら、ステンレス素材のナイフを選ぶと良いと思います。
以上の理由から、初ナイフは手間がかからないステンレス素材のナイフがおすすめです。
ステンレスナイフであれば、ほぼ必要ありませんが、カーボンナイフを選ぶ場合は、必要な道具ですので、チェックしておきましょう。
ナイフの保湿には椿油がおすすめ
ステンレス素材のナイフにはあまり必要ありませんが、カーボン素材のナイフは使用後にしっかり保湿をして保管しましょう。
おすすめは椿油のような不乾性の油を、うすーく塗って保管すること。身近な油であればオリーブオイルも使えますが、オリーブオイルは酸化が心配という意見もあるので、椿油を使用すれば間違いないです。
椿油はにおいも少なく、古来より刃物油として使用されている信頼と実績があります。
刃のメンテナンス
ナイフは使えば使うほど、刃の切れ味は悪くなります。切れ味が悪くなった場合、砥石やシャープナーを使って切れ味を復活させます。
ただ、砥石などのメンテナンスグッズを買うと3,000円以下のナイフよりも高くなってしまうので、ステンレスナイフに関しては買い換えてしまった方が安く済みます。なので基本必要ないと思います。
毎日使っているなら研ぐ方が良いですが、月に何回かキャンプで使うくらいであれば、切れ味がすぐに落ちることもないです。
「逆にカーボン素材のナイフを買ってメンテナンスも勉強したい!」という人は、砥石の購入を検討しても良いと思います。実際にお手入れすると、ナイフに対する意識が変化してナイフ沼にハマってしまうかもしれません笑
最初の1本を手に入れてキャンプへ!
ナイフの使い道と、メンテナンス方法、3,000円以下で選べるおすすめのナイフを紹介させて頂きました。
まずは、1本買ってみて実際にキャンプで使ってみると、キャンプのベテランになった感があり、テンションが上がります。
ぜひ最初の1本を手に入れて、キャンプに行ってみてください!
この記事がナイフ選びの参考になれば幸いです。