「せっかくキャンプに来たけれど、やることがな~い」「楽しみにしていたキャンプなのに、一日中雨予報でおこもりキャンプ…子どもたちが飽きてしまう…」
なんて悩んだことはありませんか? 特に子どもは、自然の中で過ごすのも大好きですが、キャンプ場で急に天候が悪くなったら、テントやタープの中で多くの時間を過ごすことになります。また、遊具のないキャンプ場などではちょっぴり退屈そう、という時もあると思います。
そんな時、テントやタープの下でゲームをするのも良いけれど、キャンプの時はあえてアナログな遊びにこだわるというのも良いですよ。アウトドアでも楽しめるボードゲームが多数発売されているので、次回のファミリーキャンプに取り入れてみてはいかがでしょうか。
室内で遊ぶよりも白熱した戦いが繰り広げられるかもしれません。
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キャンプでボードゲームってあり?
「せっかくキャンプに来たのに、ボードゲームなんて!」と、感じる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、キャンプの醍醐味といえば、自然の中で過ごす時間。ファミリーキャンプなら、子どもには積極的に自然に触れてほしいと感じますよね。
しかし、実はキャンプでするボードゲームは、さまざまなメリットがあります。例えば、親子で一緒に楽しめるボードゲームなら、家族のコミュニケーションが増え、より一層絆を深めることができるでしょう。また、だんだんとやることがなくなってきた時用にボードゲームを持って行っておくと、子どもたちが退屈しません。
そのうえ、自然の中で楽しむボードゲームはちょっぴり新鮮です。お家だと眠っているだけのボードゲームも、キャンプの時に一緒に楽しめば、より一層思い出深い時間を過ごせますよ。
定番だけどやっぱり楽しい! おすすめのボードゲーム
まずは、定番のボードゲームをご紹介します。昔から親しみのあるゲームを楽しみたいという場合は、以下のボードゲームを取り入れてみてください。
ポケット人生ゲーム
家族でのボードゲームでは、定番と言える「人生ゲーム」。こちらは、ポケット人生ゲームというミニサイズ版です。ルールは従来の人生ゲームと同じですが、追加エリアを組み合わせればカスタマイズできます。
ミニサイズ版でありながら、ルーレットやコマ、カードなどの備品も本格的です。
キャンプ×人生ゲームなんて、これ以上ないくらいの現実逃避になるのではないでしょうか。
オセロ
続いても定番である「オセロ」。自分の石で相手の石を挟み、自分の色を増やしていくという分かりやすいルールです。なので、幼い子どもでもルールが分かりやすいですし、一度は遊んだことがあるという子どもも多いでしょう。また、場所をとらず、テーブルも不要。レジャーシートの上やテントの中で楽しめます。
2人ずつで楽しむボードゲームなので、ママとパパが作業中で手が離せない時、子ども同士で遊ばせておくのもいいでしょう。
家族キャンプにピッタリのボードゲーム
せっかくなら、これまでやったことがないゲームで「子どもと一緒に盛り上がりたい!」という方もいるでしょう。
ここからは、子どもが思わずに夢中になってしまうような、家族キャンプ向けのボードゲームをご紹介します!
Liberty Toy マンカラ
天然石を使用したおしゃれなボードゲームです。使用するのは、天然石と穴の開いたボードだけでありながら、遊べるルールはなんと数百種類。ボードと天然石だけで、いろいろな楽しみ方ができます。
さらに、こちらは折り畳み式なのでキャンプにも持っていきやすいのが魅力です。2人~で楽しめるので、子どもだけで遊ばせておいたり、家族みんなで楽しんだりと、いろいろな遊び方ができます。
Felimoa
ゲームセンターで圧倒的な人気を誇る「ホッケー」が卓上版になりました。しかし、一般的なホッケーとは異なり、ゴムバンドを引っ張って相手の陣地にボールを打ち込むスタイルです。
ボード上でボールが素早く動くので、反射神経や動体視力の高さなどが求められます。子どもの知育おもちゃとしても人気が高く、家族みんなで遊ぶのにピッタリです。
軽量なので持ち運びもラクチンです。
ワードバスケット
しりとりがベースという新感覚のボードゲームです。流れは単純なしりとりゲームですが、一人ひとり手持ちの札だけでしりとりを繋げていかなければなりません。
手持ちの札を上手く組み合わせて3文字の単語にしてしりとりを進めていくので、意外と難易度は高め。
小さい子どもいる場合は、簡易的なルールに変更すれば楽しむことができます。ただしひらがなが読めないとゲームが進められないので注意してください。
QUARTO(クアルト)
クアルトといえば、大きめのセットが印象的ですが、こちらは携帯版です。
縦・横・斜めの一列を自分の駒で揃えたら勝利というシンプルなルールが特徴。イメージとしては、五目並べのような感覚なので、子どもから大人まで直感で楽しむことができます。
さらに、ボードゲームの本体や備品は、ブラウンやベージュの色味なので、アウトドアっぽさも魅力です。自然の中で遊ぶのにピッタリなボードゲームです。
ヤーツ
出典:DOD
キャンプで便利な収納ボックスとして知られているDODの「ヨクミルヤーツ」を使用したボードゲームがあります。遊び方は、ヨクミルヤーツのフタの裏の穴をマスとして活用するだけです。
フタの裏のマス目に向けて、バックルに乗せたヤーツボールをシュートし、お互いに得点を競っていきます。
ちなみにオフィシャルルールは全部で3種類。「シルエット・ミッション」「ファイブ・ロー」「スリー・バイ・スリー」を楽しめます。
キャンプのギアがそのまま遊び道具になるので、荷物が増える心配がありません。
DODで確認
心理戦要素アリ。難易度高めのボードゲーム
「子どもが寝た後に大人だけでボードゲームを楽しみたい」「小学校高学年以上の子どもとキャンプをする」などの場合は、ちょっぴり難易度が高めのボードゲームがおすすめです。
心理戦が繰り広げられるボードゲームをご紹介します。
人狼
家族みんなが役になりきって楽しむボードゲームです。基本的には、人狼役1人と村人役に別れて、人狼役を暴けたら村人側の勝利となります。コミュニケーション必須のゲームなので、キャンプ中の交流を深めたいときにもおすすめ。
ただし、対象年齢は10歳以上なので、小さい子どもにはやや難しいのがデメリットです。
小学校高学年以降の子どもと一緒にキャンプをする場合に、取り入れてみてください。
裏切りの協力ゲーム「ニャーメンズ」
かわいい猫モチーフのカードゲームなのに、サバイバル要素を盛り込んだ裏切りゲームです。カードで役割を決め、壊れた通信機などを協力しながら修理していきます。
ただし、参加者のうち1人が「アサシン役」になり、修理を邪魔していくので、ゲームはスムーズには進まない点がより面白さを引き出しています。
可愛いらしいカードデザインなので、子どもでもとっつきやすい印象。人狼よりも難易度が低いので、子どもでも安心して楽しめます。
ブロックス デュオ FWG43
テトリスのようなさまざまな形状をしたピースを、正方形のボードの上に置いていくだけ…というシンプルなゲームです。
2人対戦であり、相手よりも多くのピースを置けたら勝利となります。しかし、ピースの形状は複雑なので、戦略を立てながら置いていかないと、「置ける場所がない!」なんてことに。
難しいルールはなく、直感で遊べるので初めてもスムーズにスタートできます。
スカル (Skull)
どくろがちょっぴり怖いカードゲームです。お互いに罠を仕掛けたり、嘘を見破ったりという心理戦のゲームです。
みんなで発言し、コミュニケーションを重ねながら楽しむので、家族での交流にもピッタリ。
ただ、難易度が高く推奨年齢が15歳~なので、子どもが寝静まった後に大人だけで楽しんだり、グループキャンプで活用してみてください。
「キャンプ×ボードゲーム」で忘れられない時間を過ごそう
キャンプ×ボードゲームは意外にも相性が抜群です。自然の音を聞き、綺麗な空気を浴びながらボードゲームを楽しむ時間はまさに至福のひととき。子どもの思い出にも残ることでしょう。
家族キャンプのお供として、雨のキャンプでも楽しめるボードゲームをぜひ取り入れてみてください。