キャンプでお米を炊く手法はいろいろあります。
兵式飯盒を使ったり、ライスクッカーを使ったり、最近では手軽なメスティンでご飯を炊く人も増えています。
手軽さを求めるならそれでもいいのですが、とにかくおいしいお米が食べたいというのなら、ユニフレームのキャンプ羽釜、これを選択しない手はないでしょう。
しかし、羽釜ってなんだか重そうとか使いづらそうとか思う人もいるかもしれませんね。
そこで実際に使ってみた感想をレポートします。
今回使うのは、2021年10月に販売が開始されたキャンプ羽釜3合炊きの内面フッ素加工版。
ユニフレームが認定するプレミアムショップのみの取扱いという特別な羽釜を使用します。
重厚感はあるものの見た目以上の軽さに驚く
外見は通常のキャンプ羽釜と何も変わった様子はありません。
羽釜と聞くと重そうなイメージがありますが、本体はアルミでできているのでとても軽いです。
対照的にフタは厚みのあるステンレス鋼で作られており、しっかりとした重さがあります。
フタに重さがあることで、内部に適度に圧力がかかりおいしく炊き上げることができるようです。
フタのつまみは天然木。見た目にもおいしい米が炊けそう
羽釜全体の重さは1.35kgと見た目以上に軽く、これなら持ち運ぶことも容易です。
おいしく炊くポイントは水に30分付けておくこと
内面には3本の線があります。下から1合、2合、3合の水の分量を示す線になっていて、これなら誰でも間違いなく正しい水の分量でお米を炊くことができますね。
今回使用するお米は、三重県産の新米キヌヒカリ。今回は2合で炊いてみます。
内面フッ素加工が威力を発揮します。水をはじくことはじくこと。水滴が玉のようです。
お米を洗い終え早速炊飯といきたいところですが、お米をおいしく炊くポイントは。洗ったあと浸水して30分ほどおくこと。
こうすることで、お米に水が浸透しふっくらと炊き上がります。
キャンプ羽釜を使うなら薪グリルsoloがシンデレラフィット!炊き方のポイントも
30分浸水したところで、いよいよお米を炊いて行きます。
ここで使用するのが、薪グリルsolo。日差しの加減で神々しくなりましたが(笑)ロストルを外した状態でセットするとピッタリフィット。
炊き方のポイントは、最初は強火にして吹きこぼれを待ちます。
吹きこぼれたら、吹きこぼれない程度に火力を調整し20分ほど加熱します。
吹きこぼれない程度の火力というのが、焚き火の場合ちょっと難しいかもしれません。特に火力を落とすと火が消えてしまう可能性があるので、そんな時は火吹き棒があると火力の調整が格段にしやすくなります。
20分経過して、ほとんど吹きこぼれがなくなったら火からおろして5分ほど蒸らします。
この蒸らし時間によりお米が蒸気を吸い込み、よりふっくらとおいしくお米に仕上がってくれます。
ちなみに、火にかけたら一度たりともフタを開けてはいけないと思っている人がいますが、炊いている間はフタを開けて中の状態を確認しても問題ありません。炊き上がって蒸らし時間に入ったら時間になるまでフタを開けないようにしましょう。
お米の相棒はやっぱりカレー
ご飯のお供と言えば今でこそいろんなキャンプ飯がありますが、うまいお米にはやっぱりカレーでしょう。
蒸らしている間に、ユニフレームのダッチオーブン6インチを使用してカレーを作ります。
すでに煮込まれた具材が入ったレトルトパウチ「キャンプカレーの具」を使ってササッと作ります。お米の蒸らす時間を利用した時短カレーです(笑)。
強火で沸騰するのを待ちます。
沸騰したら火からおろして市販のカレールーを入れ、ルーがしっかりと混ざり合ったら出来上がり!いや簡単!
さぁそしてお米の炊き上がりをチェック!
おお!きらきらとしたお米が美しくそしてふっくらと仕上がっています。
蒸らし時間が終わったお米をお皿に盛り付けカレーをかけて完成!
ふっくら炊きあがったお米がカレーと口の中で混ざり合って最高のおいしさ!
やっぱりカレーにはお米です!
そして内面フッ素加工で後片付けが超簡単
おいしいご飯をいただいたあと、待ち受けるのはお片付け。
お米を炊くと、こびりついてなかなか取れないという経験をした方も多いのではないでしょうか。
でもこのキャンプ羽釜は、内面がフッ素加工されているので、お米のこびりつきが全くありません。
軽くスポンジで流すだけで、キレイさっぱり。
これならいつだって気軽にお米を炊くことができる
おいしいお米が炊けるうえに、お片付けまで簡単にできるなんて、本当にうれしい限りです。
これからの季節、水が冷たくてなるべく洗い物は簡単に済ませたい。
そんな要望を叶えてくれるユニフレームのキャンプ羽釜3合炊き内面フッ素加工はユニフレームの認定プレミアムショップのみで購入可能です。
お近くのプレミアムショップを探してぜひ手に入れておいしいお米を食べましょう!