テントファクトリーの「スパイダーアクションベッド」は、大柄な人でもゆったり寝られるサイズとタフさが魅力!

公開日:2021 / 12 / 04
最終更新日:2021 / 12 / 27

ここ数年のキャンプブームで、楽しみ方のスタイルも大きく広がりました。なかでも人気上昇中なのが、フロアレステント内にコットやテーブルなどをレイアウトする「ウォークインスタイル」。靴を脱がずにサッと入れて、コットをチェア代わりにしてリビングのような過ごし方もできる、自由度の高いスタイルです。


そんなスタイルに欠かせないのが、キャンプ用の折りたたみ式ベッドである「コット」の存在。しかし、快適に寝られることはもちろん、チェアとしても座りやすく、使い勝手も抜群というコットは、なかなか見つかるものではありません。

そこで注目したいのが、テントファクトリーの「スパイダーアクションベッド」。簡単、便利で高強度のこのモデルを詳しく紹介していきましょう。

いちばんの魅力は大きなサイズと強度

191×70×39/48cmという大きめサイズが特徴の「スパイダーアクションベッド」。もともとアメリカ向けに開発されたモデルとあって、大柄な人でもゆったりと寝られるように作られています。

サイズが大きいだけでなく、強度が高いのも特徴です。一般的な収束式ベッドのフレームに補強フレームを加えた「スパイダーフレーム」を採用することで、大きな体を支える高い強度を実現しています。このモデルの耐荷重は公称で80kgとなっていますが、これはかなり余裕を持たせた数字。実際は静止荷重なら250kgにも耐えられるほどの強度を誇ります。

タフでありながら設営は簡単!

大きくてタフな作りとはいえ、収束式なのでスリムにたたむことができます。収納サイズは16×22×105cm、重量は7.3kg。キャリーバッグ付きで、ひとりでも楽に運ぶことができます。


「GIコット」を代表とする組み立て式とは違い、広げるだけでセッティングできるのも収束式のいいところ。煩わしい組み立て作業が不要で、力のない人や不慣れな人でも簡単に設営できます。

タフなだけじゃない! 細部の作りにも注目

細部の作りにもこだわっています。頭側の端はわずかに傾斜していて、マクラがなくても快適に寝ることができます。

また軽量コンパクトがウリのコットの場合、脚部が細いモデルが多く、やわらかい地面だと脚が埋もれてしまうことがあります。しかし、このモデルは脚部のベースが広いので、やわらかい地面でも埋まりにくくなっています。

メッシュブラックにはより強度の高い素材を採用


「スパイダーアクションベッド」は、メッシュブラック、カモフラージュ、デニムの3タイプ。カモフラージュとデニムの生地はポリエステルですが、メッシュブラックの生地にはテスリンという素材が使われています。

テスリンは非常に丈夫で、通気性に優れた素材。しかも水分を吸収せず、すぐに乾くのも特徴です。夏にキャンプをすることが多い人は、メッシュブラックを選んでみるのもいいかもしれません。

 
「寝るときはフロアにマットがいいかな… 」という人も、昼寝用のベッドやベンチとしても活用できます。ベンチであれば大人3人が座っても大丈夫。また直接地面に置きたくない荷物を置いておいたり、シュラフを袋干したりする際も重宝します。

寝るためだけのアイテムだと思うと、ちょっと躊躇してしまうかもしれませんが、さまざまな使い方ができる便利アイテムと考えれば、1台持っているとちょっと豊かなキャンプが楽しめますね。

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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