ビギナーからベテランまで、キャンパー御用達の大人気アウトドアショップ「WILD-1(ワイルドワン)」。
「人間と自然」のありかたをテーマに、豊かなアウトドアライフの実現への貢献をコンセプトに掲げる「アウトドアライフストア」であるワイルドワンには、テント、寝袋、焚き火、キャンプ飯作りに欠かせないバーナーやコンロ、機能的なアパレルからオシャレ小物まで、キャンプに必要なギアがすべて揃っています。
キャンパーなら一度は訪れたことがあるであろうワイルドワンでは2021年、どのようなキャンプギアが人気だったのでしょうか。「WILD-1 多摩ニュータウン店」の石川雄大さんに、人気のキャンプギアを聞いてきました。
WILD-1(ワイルドワン)2021年人気のテント
キャンプの必須アイテムであるテントでは、やはりスノーピーク(Snow Peak)とコールマン(Coleman)というファミリーキャンプの二大巨頭が人気だったそう。
コロナ禍の影響で2021年に新たにキャンプを始めた方も多かったこともあり、設営しやすくサポートが充実している両ブランドが強さを発揮したようです。
石川雄大さん / WILD-1 多摩ニュータウン店キャンプ担当兼アドバイザー
知名度がある両ブランド、修理等の購入後のサポートもしっかりしているので、お客様も安心して購入を決断されています!
スノーピーク「エントリー2ルーム エルフィールド」
画像出典:スノーピーク
ワイルドワンで人気のテントでまずご紹介するのが、スノーピークの「エントリー2ルーム エルフィールド」。これからキャンプを始めたいという方に、オススメの2ルームテントです。
「2ルームテントって設営がたいへんそう」「初心者にはハードルが高い」と感じられているかもしれませんが、エルフィールドはそんなキャンプビギナーの心配を払拭してくれる2ルームテントです。
「軽い」「簡単」「わかりやすい」と、3拍子揃っています。
設営時の注意点は、フレームが交差するタイプのテントと比較すると若干強度が劣るので、張り綱をしっかり張って強度を高めること。
※(2024.11.7追記)製品に関する重要なお知らせが出ています。詳しくはこちら
コールマン「タフスクリーン2ルームハウスMDX+/ LDX+」
画像出典:コールマン
続いてご紹介する人気テントは、コールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」です。
MDX+とLDX+の2サイズ展開で、キャンプのトップシーズンである7月と8月に、とにかく大人気だったそう。遮光性が高く、日光を90%ブロックしてくれるので、夏の強い日差しでも安心のテントです。
夏のキャンプでは昼間に設営したテント内の温度が上昇し、夜に寝苦しさを感じるほど暑くなることがありますが、タフスクリーン2ルームハウスは、その心配がいらないほどの遮光性が魅力です。朝の強い日差しもカットしてくれるので、朝もゆっくり起きることが可能。夏のトップシーズンに大活躍してくれるテントです。
コールマン「タフスクリーン2ルームハウスMDX ワイルドワン別注カラー」
画像出典:WILD-1
ワイルドワン別注カラーの「タフスクリーン」は、黒のフレームにマッチするおしゃれなカラーリング。コットンのような触り心地のポリエステル生地が特徴です。
ワイルドワンでしか手に入らない限定カラーで、「シックなデザイン性が最大の魅力です」と石川さん。
コールマン「ラウンドスクリーン スタートパッケージ」
コールマンのテントでは、タフスクリーンに加えて「ラウンドスクリーン」も人気だったそう。
特に2ルームテント、インナーマット、グランドシートの3点が揃っている「スタートパッケージ」が、値段のハードルも低く、最初のテントとして購入する方が多かったとのこと。
WILD-1(ワイルドワン)2021年人気のタープ
テンマクデザイン「焚火タープTCコネクトヘキサ」
続いてはワイルドワンで人気のタープをご紹介します。2021年人気のタープは、テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)の火の粉に強いTC素材(コットン混紡生地)のタープ。
ワイルドワンのオリジナルブランドであるテンマクデザインは、TC素材のタープを複数展開していますが、石川さんの一押しは「焚火タープTCコネクトヘキサ」です。
焚き火シーズンに使えるタープとして、TC素材に注目しているというキャンパーさんも多いのではないでしょうか。TC素材で気になることを石川さんに質問してみました。
Q.コットン混紡生地って、防水性が気になるのですが?
A.コットンは水を含むと繊維が膨張し、目が詰まることで防水性がアップします。ただ、完全防水ではないので、雨水が流れるように設営するのがポイントです。
防水面も心配ないですよ。
Q.長く愛用するために大切なメンテナンスのポイントを教えてください。
A.幕をしっかり乾燥させることはもちろんですが、気を付けてほしいのが、ロープが濡れていることを見落として、そのまま撤収してしまうことです。最悪カビの発生につながってしてしまうことがあります。
タープ全般に言えることですが、できるならロープはなるべく取って保管することが長持ちさせる秘訣です。
次のページでは、ワイルドワンで人気の焚き火台をご紹介します!