自転車&キャンプスタイル紹介
ここからはキャンプエリアで見かけた個性的なキャンプスタイルの皆さんを、ご紹介していきましょう。
ゼログラムの色違いのテントで統一された、参加者達。テントエリアでもグッと目立ってました。
トレンドになりつつある、ハンモックスタイル。
なんとお友達同士のロードバイクのユーザーさんと、MTBのユーザーさんが、それぞれ40キロ程の距離を自走されて、毎年参加されているとそうです。
ロードとMTBという異なるジャンルの自転車が楽しく共存できる、懐の深いイベントがバイクロアなのです。
先に紹介したPAAGOWORKSのNINJATENTを、幸運にも当日ゲットされた方を発見しました。
完売中のNINJATENTを探していたところ、バイクロアで特別販売される情報を得て、奥様の承諾を得て購入されたとのこと。
この笑顔から満足度が伝わって来ますね。
スタイリッシュなワンポールテント。一般的なワンポールテントは、その形状から端部の室内高が低く、かつ真ん中にはポールが立ち空間利用が難しい面が弱点です。
しかし、こちらのキャンパーさんが愛用するゼインアーツのギギなら、端部に短いポールが入り、端部の室内高を確保できます。
お友達とお洒落にキャンプを楽しむのに、とても活躍しているテントなんだとか。
スタイリッシュなキャリーカートにキャンプ道具を積載し、自転車で牽引して自走するスタイルです。自転車に荷物をくくりつける面倒がなく、ワンタッチでキャリーカートが取り外しできる点がお気に入りだそう。
キャンプ地で走りたくなる道を見つけたら、カートを取り取り外して身軽にライドを楽しめますね。
使用するテントは、テンマクデザインのデラックスエボです。
つづいて前回の霞ヶ浦でも取材させて頂いたご夫婦に、再会しました。
愛用するテントは、PAAGOWORKSのNINJASHELTERに、もうひとつモンベルのテントを使ったカンガルースタイルです。
バイクロアのイベントがきっかけで、ご夫婦でキャンプを始めたそうです。普段のキャンプにも、車にキャンプ道具と自転車を積み込み、キャンプ先で自転車を楽しんでいるそうです。
ウルトラライト装備にハマっている、21歳のYさん。お母様もいらしていました。
気温が0度近くに下がる秋ヶ瀬公園で、テントを持たずにタープ泊のスタイルです。
自転車をポール代わりにタープを張りましたが、この後強風で崩壊。
急遽ステルス張りに変更していました。
Yさんのお母様も、息子さんの影響でキャンプにハマっているそうで、ソロキャンプにお母様1人で出かける事もあるそうです。
様々なスタイルの人達が楽しめる、懐の深いバイクロア
元々は自転車レースが発端のバイクロア。しかし今では、自転車を中心とした楽しいお祭りへと発展しています。それに伴って幅広いキャンプスタイルの参加者が増えています。
バイクロアが行われる秋ヶ瀬公園は、通常夜間の立ち入りが禁止されており、テント泊はもちろん焚き火も禁止されています。それでも自転車&キャンプイベントが行えるのは、主催者及び運営の皆さんが、関係機関に働きかけ協力し、ルールを守って運営してきた結果ではないでしょうか。
参加されている方々の笑顔が印象的だったバイクロア。とてもアットホームなイベントでした。
取材協力:オルタナティブバイシクルズ、PAAGOWORKS