愛知県田原市、渥美半島のほぼ中央に位置し桜の名所として知られ、市民の憩いの場として親しまれている滝頭公園。
公園内には、野球場やテニスコート、多目的広場などのほか、公園をぐるりと周回できるウォーキングコースがあり、四季折々の花や草木を眺めながらのウォーキングを楽しむ人もたくさんいます。
その公園内にキャンプ場があることは、まだあまり知られていません。
今回は滝頭公園内にある「滝頭キャンプ場」をご紹介します。
サイト数は3つのエリアからなる区画サイトが18サイト
公園の敷地内を利用して作られたキャンプ場は、区画で区切られた18サイト。
Aサイトは8×8mのサイトが8区画。
Bサイトは7.5m×11mが1区画と8×8mが6区画。
Cサイトは7.5m×14mが1区画と7.5m×10mが2区画。
1区画の料金は宿泊が2,000円。デイキャンプは1,000円という利用しやすい価格がうれしいですね。
トイレ、炊事場はありますが、風呂やシャワーはありませんので注意が必要です。
利用方法
まずは電話で仮予約します。
滝頭キャンプ場 管理事務所 090-1270-6516(受付時間:9:00~17:00)
公園管理の滝頭公園管理棟窓口で本申し込み後にチェックインします。
使用許可証を受け取り、キャンプサイトへ移動します。
管理棟で薪が購入できます。
サイトへ直接車の乗り入れはできませんが、荷物の積み下ろし場所が用意されています。
一輪車が置いてあり自由に使うことができます。
積み荷を降ろしたら、指定の駐車場へ車を移動させます。
空いている区画にテントを張ります。地面は砂地と芝があり、ペグは比較的刺さりやすく感じました。
この時に受付で渡された使用許可証を見やすいところに付けるのもお忘れなく。
どのサイトも縦横最低7.5m以上あるので、大型の2ルームテントも問題なく張ることができます。
トイレは、キャンプ場の中央に男女の水洗トイレが1つと、駐車場横に男女の水洗トイレがあります。
炊事場は駐車場近くに1つ。大口のシンクが複数あります。
シンクの裏にはカマドがあり火起こしして煮炊きすることができます。
焚き火の灰や炭は、カマド横のドラム缶へ捨てることができます。
キャンプサイトのすぐ近くには池があり、錦鯉が優雅に泳いでいます。
公園内には子供が遊べる遊具や整備された水遊びできる場所もあります。
その他注意・禁止事項を確認
・直火はNG。焚き火台を必ず使用しましょう。
・21時以降はサイレントタイムです。
・オートキャンプは禁止です。
・キャンプ場内は禁煙です。
・ペットの同伴はできません。
・ゴミはすべて持ち帰りです。
・使用したサイトは、必ず原状回復してください。
・管理事務所は1700~翌9:00までは不在です。
詳しくは滝頭公園のHPを確認してください。
滝頭キャンプ場 詳細
所在地:〒441-3421 愛知県田原市田原町西滝頭6 MAP
電話番号:090-1270-6516
営業期間:通年営業
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
チェックイン:11:00~
チェックアウト:~10:00
デイキャンプ:10:00~16:00
料金:1泊1サイト2,000円(デイキャンプは1,000円)
ホームページ:https://takigasira.on360.net/
滝頭キャンプ場に行くならここへ寄りたいスポット
滝頭キャンプ場から車で約8分のところにある「道の駅田原めっくんはうす」。
田原市と言えば全国でも有数の野菜と果物の生産地。
新鮮な野菜や果物が毎朝店頭に並び、産直市場はいつも多くの人で賑わっています。
田原野彩ドレッシング
第6次産業加工施設として、道の駅内に地元産の野菜、肉の加工所を整備して特産品の開発を積極的に行っています。
その1つが新鮮野菜を使った田原野彩ドレッシング。ドレッシングとは思えないほど鮮やかな彩りです。
このドレッシングは、道の駅に併設されているもぐもぐ工房で作られたもの。
旬の食材を使い、野菜が持つ色素を活かした彩り豊かなドレッシングは、多くのメディアに取り上げられる人気商品です。
大六食肉加工場
そしてもう1つが、田原ポークの生産者G・ファームが道の駅内にて直営する「大六食肉加工場」。
田原ポークの特徴は、脂肪の融点が低いさらっとした脂とストレスのない環境で育てた臭みのないおいしい豚肉ができるのだと、熱弁してくれる大六食肉加工場のRYOMAさん。
カウボーイのようなコスチュームは、会社から提供されている制服。こう見えて本業はデザイナー。いろんなところに出没して田原ポークのおいしさを伝えているそうです。
RYOMAさんのオススメをキャンプで食べてみた
まずは王道の粗挽きウインナー。
荒く挽いた肉の触感がしっかりしていて食べ応えがあり、あふれ出す肉汁の旨味が口の中で広がります。
これは、ビールのお供に最高です!
豚の腸で包まれたヴァイスブルストは、ドイツのミュンヘンで有名なソーセージ。
ハーブの風味がさわやかでさっぱりとした味わいと、焚き火の煙による燻製効果が絶妙にマッチ。おいしさが口の中で爆発!こちらもビールのお供に最高です!
田原ポークの脂の旨味を感じるならこれが一番とおすすめしてくれたのが、ベーコン。
サッと炙るだけで融点の低い田原ポークの脂がポタリポタリ。
言うまでもなくビールのお供に最高でした!
翌朝には、こちらもRYOMAさんおすすめレバーペーストを焼いたバゲットに塗り、田原産のキャベツとトマトに田原野彩ドレッシングを掛けて田原尽くしの朝食。
地産地消の贅沢なひととき。ここでしかできないオンリーワンなキャンプを体験できました。
四季折々の楽しさと旬の食材と一緒に楽しめる田原市。滝頭キャンプ場と道の駅田原めっくんはうすはぜひセットで楽しんでもらいたい場所の1つです。
通年営業していて、雪の少ない地域なので、冬キャンプを楽しみたい人にもおすすめです。
道の駅 田原めっくんはうす 詳細
所在地:〒441-3416 田原市東赤石5丁目74番地 MAP
電話番号:0531-23-2525
営業時間:9:00~19:00
定休日:年中無休
駐車場:バス専用6台、身障者専用3台、乗用車用150台
ホームページ:https://tahara-michinoeki.com/mekkunhouse