キャンプ嫌いな家族を誘う方法!不安を取り除き楽しめる環境を作ってあげよう

公開日:2022 / 03 / 24
最終更新日:2022 / 03 / 24

「ファミリーキャンプをしたいけれど、家族がキャンプへ行きたがらない。」
「キャンプが苦手な家族をどう誘ったらいいのかわからない。」

このようなお悩みはありませんか?

実は、筆者も数年前まではアウトドアが嫌いでした。面倒くさがりで、虫も苦手。アウトドアよりインドア派でした。それが今では、キャンプが大好きになりました。

キャンプ嫌いな家族を誘うポイントは、苦手な理由を取り除いてあげること。無理なく参加できる環境を作ってあげると、誘いやすくなりますよ。

そこで今回はキャンプが苦手な方を、無理なく誘う方法について紹介します。苦手な理由ごとに対応策を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプが嫌いな理由を聞いてみよう

まず、なぜキャンプが苦手なのかを、本人に聞いてみましょう。キャンプを嫌がる理由は人それぞれなので、それに合わせて解決策を考えていくのがおすすめです。

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1.準備が面倒


キャンプへ行くまでに行うべき準備は、思った以上に大変です。

重量のあるテントやタープ、カトラリーや食材などの細かいものから、炭や薪などの燃料など……必要なものを洗い出すだけでも重労働です。

ファミリーキャンプともなると、参加人数が増えるので荷物が大量になります。また、荷物を車で運ぶ場合は、詰め込むためのレイアウトを考えなければいけません。

キャンプは楽しいけれど、このような準備が面倒で嫌だと感じる人も多いのではないでしょうか。

「解決策:グランピング施設など、設備が整ったところへ誘ってみる」


準備が大変だから行きたくないと思っている人をキャンプへ誘いたい場合は、グランピングを利用してみませんか?

グランピングとは、グラマラス(魅力のある)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テントやタープ、焚き火などの準備をしなくてもキャンプ体験が楽しめる宿泊施設のことです。

冷暖房やトイレ、シャワーなどを完備しているところも多く、手ぶらでアウトドアが楽しめます。キャンプと比べてアウトドア感は少ないかもしれませんが、キャンプの準備が面倒だと感じている人には魅力的な施設です。

グランピングでアウトドアの楽しさを体験し、少しずつギアをそろえてキャンプのよさを知っていくのもいいのではないでしょうか。

2.虫が苦手


特に女性や日頃から虫に触れる機会が少ない人は、虫が苦手でキャンプへ行きたくないと思う人もいます。

キャンプ場は自然豊かな場所にあることが多いため、虫とキャンプは切り離せません。

夏場はどんなに虫対策をしていても、ランタンの周りに虫が集まってきます。筆者もいまだに虫嫌いなので、大きな蛾がテント内をブンブン飛び回る夏のキャンプは少々苦手です。温かい季節はキャンプに向いていますが、どうしても虫は避けられません。

「解決策:虫の少ない秋や冬に誘ってみる」


虫嫌いの家族をキャンプへ誘う場合は、比較的虫の少ない秋から始めてみるといいでしょう。蚊もいなくなるので、虫刺されが嫌な人も参加しやすくなります。

虫が少なくなるとはいえ、真冬は寒さが厳しいので、別の理由でキャンプ嫌いになってしまうかもしれません。やはり過ごしやすい気候の秋から、始めるのがおすすめです。

3.不便な生活が苦手


キャンプ場では家と違い、さまざまな場面で不便だと感じることが多いものです。

例えば、キャンプはテントで居住空間を作ることから始めなければなりません。またキャンプ場によっては、離れたところまで水をくみにいかなければならないところもあります。

キャンプ好きなら、その不便さがいいと思う人もいるでしょう。しかし慣れないうちは、不便な生活が嫌でキャンプへ行きたくないと思う人も少なくありません。

「解決策:高規格のキャンプ場を選ぶ」

不便な生活が苦手だと感じる人には、高規格のキャンプ場に誘ってみましょう。高規格のキャンプ場内はスタッフの手入れが行き届いており、清潔で安全性が高く、初心者やキャンプの不便さが苦手な人でも楽しみやすい環境となっています。

グランピングほど便利ではありませんが、グランピングよりアウトドア感を満喫できるというメリットがあります。高規格キャンプ場は人気が高いので、早めの予約がおすすめです。

4.テントでの宿泊が怖い


風や雨の強い日だと倒壊や浸水の心配があるテントで泊まるのが、怖いと感じる人もいます。またメンバーが女性だけだったり、子連れキャンプだったりすると、防犯上不安になるのも当然かもしれません。

「解決策:デイキャンプから始めてみる」


宿泊に不安がある場合は、デイキャンプから始めてみましょう。デイキャンプなら宿泊の必要がなく、明るい時間帯なので、小さなお子さんも一緒に楽しめます。

デイキャンプは宿泊の準備がいらず、荷物が少なくてすみます。場所によっては予約不要のサイトもありますので、気軽にキャンプができますよ。

相手のペースに合わせながらキャンプを楽しもう

キャンプが苦手と感じる人への誘い方について紹介しました。

キャンプへの不安があると、一歩踏み出すまでに勇気が必要です。無理強いせず、相手の不安を取り除いてあげることが大切だと思います。

キャンプの楽しさを伝えたうえで「あなたと一緒に行きたい」と誘えば、相手も「それなら行ってみようかな」と思えるようになるかもしれません。

キャンプは体験してみてわかる良さもあるので、少しずつ楽しさを伝えていけるといいですね。

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おおしまはな

おおしまはな

愛知県在住。家族4人でファミリーキャンプを楽しんでいます。
キャンプだけでなく、公園でのピクニックも好きです。
キャンプではできるだけ手を抜いて、のんびりと過ごしたいと思っています。

キャンプグッズは、直接手に取ってから選びたい派。
これからキャンプを楽しみたい!と思う人が参考になるような記事をお届けしてまいります。

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