GW期間の4/30~5/1に茨城県常総市のあすなろの里スポーツ広場で開催された、音楽とキャンプのローカルキャンプフェス「ロマンチストとシャングリラ」に突撃取材してきました。
今回の開催で数えること4回目となった「ロマンチストとシャングリラ」は、開催ごとに定着した熱狂度の高いリピーターや地元茨城県のキャンパーや関東圏からの参加者などで大いに賑わいがありました。
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ロマンチストとシャングリラって??
ロマンチストとシャングリラは、新たな何かを生み出し、派生するきっかけとなる「偶然の出会い」をテーマとしているアーティスト発のキャンプフェスだそうです。
気軽にアウトドアやキャンプを楽しみながら、音楽やアーティスト、出展者、地元の方、参加者との出会いが垣根を越えて繋がって行けるよう主催側の思いが込められています。
主催者の音楽ユニット「OWLMAN BLOSSOM 」が音楽だけの活動に物足りなさを感じ、趣味のキャンプができて、無名のアーティストがステージに立てるキャンプフェスを作ろうと思ったのがきっかけとのこと。自分たちの立つステージは、自分たちで作ると言う思いから、手探りでフェスを始めたそうです。
では、イベントのレポートをしていきます。
ローカルフェスイベントならではの魅力
アーティストの奏でる音をアウトドアでエンジョイ
音楽アーティスト10組によるライブは会場全体を盛り上げ、時に激しく緩やかに様々な楽曲で気分を高めてくれます。
また、ローカルならではのアーティストとの距離感も魅力の一つです。
カナザワマナブと慈光のイベント特別ユニット「 まなぶとじこう 」。
マイクテスト時の茨城弁が衝撃でしたが、歌声はとても心地よくオーディエンスも聞き入っていました。
ステージで演奏が始まると自然と人が集まり大いに盛り上がっています。
普段キャンプすることができない運動広場でキャンプ
普段はキャンプすることができない、あすなろの里スポーツ広場でキャンプ体験。このキャンプフェスは、茨城県常総市の協力を得て実現できたそうです。
50組限定のキャンプチケットは、即完売だったとか。
主催者に許可を得てキャンプサイトを見学しました。
会場全体に流れる音を聞きながら、まったりとした空間が心地よさそうでした。
焚き火を楽しむ参加者。薪は一束700円で本部で販売されていました。
ヴィンテージスタイルの参加者も。
貴重なコールマンのランタンも!?
スペシャルコラボ商品・地元食材をつかったキャンプ飯
ここでしか入手できないギアなど数量限定で販売。
OZOPS × 栗原精機 × ロマシャンのトリプルコラボグッズ(数量25個限定のペグ)
常総市の名産ズッキーニを使ったキャンプ飯。お料理キャンパー和地 旭洋シェフによる実演がありました。
ウクライナ人道支援の寄付企画としてオリジナルイベントTシャツの販売もありました。
ここからは出展ブースを紹介していきます。
出展ブースをチェック
本田蘭灯商店
オイルランタンやビンテージランタンなど、店主のお気に入りを集めた魅力あるランタンが、たくさん展示されていました。
それぞれのランタンに火が灯る姿を見てみたくなりますね。
そして、本田蘭灯商店は、相模原市で店舗開店の準備中だそうです。ランタン好きの方はぜひ訪れてみてはいかがでしょか。
インスタ:https://www.instagram.com/hondalampshop
M.B.K
川崎市ふるさと納税返礼品にも選ばれた『グリルpad』シリーズや、デザインのユニークさに思わずかわいいと心の声が漏れ出た炭火専用鐵板が展示されていました。
グリルpadは、コンパクトでソロにちょうどいいサイズ感の焚き火台。
その上にクマの形をした鐵板でお肉をジュウジュウと焼くのも楽しそうですね。
HP:https://www.meykou.com/mbk
オンラインショップ:https://mbk.base.shop/
DekiTech
町工場の熟練技術を結成してギアを製造するモノ作り集団。
「”欲しい”をカタチに」をコンセプトにした、オリジナリティあふれるデザインに目を見張るものがありました。
こちらのギアは、SOTO製バーナーとA38grateというテーブルを連結して外飯時の快適を作り出します。
軽量で場所をとらないので災害時や防災グッズとしても使えそうです。
HACHIOJI KOZAI
町工場プロダクツのメンバーとして金属加工職人が1点ずつギアを製造しています。
使い込むほど変化していく金属の表情も楽しみの一つだとか。
ステンレスプレートを組み合わせて使用する焚き火台は、五角形のデザインが珍しくて特徴的でした。
HP:https://outdoorgear.base.ec/
radio bro
革靴の生産で余った革を見事にキャンプギアへと生まれ変わらせるレザーアイテムブランド「kawais」。
置いてあるだけで座りたくなる椅子は重厚感も座り心地も抜群でした。
てつおファクトリー&橋村商店
鉄男ファクトリーと橋村商店が、合同でブースを出展。
まずは、てつおファクトリーからチェック!
オリジナルギア真鍮ランタンシェード「てつおシェード」の他、キャンプギアの販売がされていました。
オンラインショップ:https://tetsuo01f.thebase.in/
つづいて橋村商店。
オリジナル真空パック詰め「ガツにん君」、THE キャンプ飯『1ポンドステーキ!』など冷凍精肉を販売していました。
ちなみに私が購入したのは、白飯にもお酒にも万能なガツのニンニク漬けの「ガツにん君」は402円(税込)。コリコリとした食感で歯ごたえもあり、ホルモン好きにはたまらない一品でした!
オンラインショップ:https://hashimura.shop-pro.jp/
H3O
キャンプイベントや製品企画などを手掛けるH3Oのコラボ商品が展示されていました。
キャンプでも普段でも着用できるソフトバイザーキャップなど魅力あふれる製品が並んでいました。
オンラインショップ:https://shop.h3o.works/
香取製作所
“楽しくて便利なモノ創り”をコンセプトにDIYを楽しめるクラフトキットを販売する香取製作所。
子どもでも簡単に組み立てられるminiスパイスボックス、ドリッパーなどお手頃価格で販売されていました。
HP:https://www.katoriworks.com/
Wee!HuB
35年以上の切削加工技術の強みを生かしたキャンプギアWee!HuB。
他にはないものを作るというコンセプトで生まれた、「遊び心」あるミニチュアサイズなキャンプギアが豊富に展示されていました。もちろん実用もできますよ。
簡易組立式ポケットコンロ「Pokeco」は、なんといってもコンパクトサイズが特徴的でした。固形燃料・アルコールストーブに対応していて、自宅の庭からキャンプまで幅広く楽しめそうです。
オンラインショップ:https://weehub82.thebase.in/
ロコレディR2カフェ
地元水道町のカフェが出展していました。
会場を盛り上げる店主にじゃんけんで勝つと、日常やアウトドアでも使える水筒がもらえるという大判振る舞い。
参加者もじゃんけんにチャレンジ♪
エムティーズスイーツ
約40年お菓子を作り続けてきた焼き菓子店。イベントの合間で小腹を空かせたときにアウトドアのティータイム♪
店主であるグランマが素材のこだわりを丁寧に説明してくれました。
レモンケーキはしっとりとした食感でレモンの風味が絶妙!私の好みでした。
オンラインショップ:https://mtssweets.square.site/
Se Briller(ス ブリエ)
ワークショップとして、サンキャッチャーのアクセサリー体験ができました。
光を取り入れると輝くので、自宅でもテントでもインテリアのちょっとしたアクセントになりそうです。
ローカルフェスイベントで新たな出会い
手軽に参加できるローカルフェスイベントも魅力たっぷりでした。
「ロマンチストとシャングリラ」は開催地を変えて今秋にも開催を計画しているんだとか。
暖かい雰囲気のキャンプフェスをぜひ体験してみてください。
新しい何かの出会いがきっとあそこにあるはずです。
第4回ロマンチストとシャングリラ2022 – spring 概要
■会場:茨城県常総市あすなろの里スポーツ広場
■日時:2022年4月30日(土)~5月1日(日)
■HP:https://romanticist8.crayonsite.info/