ソロキャンはソロ用キャンプギアじゃないとできない?
ソロキャンとファミキャンの大きな違いは、人数による装備の大きさと数ですね。
家族3〜4人で使う大きなテントや、人数分の寝袋、マット、焚き火台、テーブル、椅子など、荷物が大きく変わってきます。
しかしキャンプの原点を、自然の中で一泊して焚き火をする事だとしてしまえば、寝袋と焚き火台だけあれば、何とかなるものです。特に普段ファミキャンをしている人は、寝袋をすでに持っているので敷居は下がりますね。
ファミキャン用の大きな焚き火台は嵩張りますが、とりあえずはこれで。
テント無しは流石にワイルド過ぎるので、とりあえずファミキャン用のテントをそのまま使ってみましょう。
ちなみにDDタープなどの、様々な張り方のできるタープを活用してのタープ泊と言う手もありますが、湿度が高く、雨も多い日本では快適度が下がりますし、上級者向けの為、最初はおすすめしません。
調理にこだわりたい人であれば、充実したキッチンツールを持っていくのも良いでしょう。ただし、ソロキャンでは1人で全ての設営と片付けをするので、最初は必要最低限の装備で行く事をおすすめします。
筆者のファミキャンツールでのソロキャン
寂しいことに我が家も息子が小学校の高学年になり、キャンプに付き合ってくれなくなりました。
そこで、趣味であるMTB(マウンテンバイク)やカヤックなどを、一泊二日のソロキャンで楽しむ機会が増えました。
筆者の場合、MTBやカヤックがメインなので、ソロキャンでは焚き火をしながら軽食を作り、お酒を飲めれば大満足です。
実際の筆者のソロキャンを、紹介していきましょう。
テントは?
スノーピークのアメニティドームM(5人用)を使用しています。
“スノピのテントと言えばアメド”と言われるくらい、定番のテントです。サイズは他にS(3人用)、L(6人用)もありますが、我が家はMを選びました。もし家族が増えても、荷物を車に入れればMでも充分だろうと言う考えでした。
1人でも10分程で設営できました。インナーテントのサイズは、265cm四方。ソロだとさすがに広いですね。
跳ね上げ式の前室があるので、タープいらずでキャンプを楽しむ事もできます。
前室には大切なMTBも収納できるので、ソロでの就寝時も盗難のリスクは下がると思います。もちろん、施錠などの基本的な対策は行ってくださいね。
アメニティードームと言えば高品質。風でも雨でも問題なく使える安心感があります。
収納サイズは74×22×25cmで、ファミリー用のテントとしては小ぶりなサイズ。ただし、重量は8kgとやや重め。この重さでは、車移動一択になります。
ここまでを見ると、間違いなくソロキャンでも使用できます。
ただ、1番の問題点は、撤収時と帰宅後のお手入れです。
設営は1人でサクサクとできますが、撤収は大きなレインフライを1人で畳む事になり、とても面倒です。
また、筆者は必ず帰宅後にテントを洗い、数回に一度はニクワックスで撥水加工をするのですが、手間が掛かります。
まあ、これはファミキャン後のテントケアも同じなのですが……。
「ソロ用の小さなテントなら、この苦労も半減するなあ」なんて思いながら撤収やメンテナンスをしています。
焚き火台は?
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレスファイアグリル(M)を使用。リーズナブルな価格の2〜3人用焚き火台です。
もう二回りほど大きなサイズもありますが、収納サイズの関係でこちらにしました。
焼き網が付属しており、BBQもできます。ソロで使うにはやや大きいですが、持て余す程ではありません。
しっかりしたステンレス製でありながら、薄型に収納できるのですが、重量は1.8kgと少し重いのがネックになっています。
テーブルは?
キャプテンスタッグ トレッカー ジュラルミンロールテーブルです。
もともとファミキャン時の、サブ用のテーブルとして購入しました。
収納サイズが135×60×440mmとすっきり。重さは900gと軽量なので、ソロキャンではメインテーブルとして使いやすいです。
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