尖った和製MTB2大ブランド、夢の共演が実現!
最後にちょっと話題を今回の「ライド&BBQキャンプ」イベントに振ってみます。
キャンプユーザーで焚き火好きの方なら、MONORALと言うメーカーをご存知の方も多いのではないでしょうか。
軽量コンパクトながら、美しいシルエットを誇るワイヤフレームシリーズは、一度は目にしたことがあると思います。
そのMONORALが、MONORAL BIKESとして、チタン製の自転車フレームも作っているのはご存知でしょうか?
設計コンセプトの異なる2モデルの試乗車を、なんとMONORALの祖田さんが急遽用意してくれました。
また、本イベント主催の1人である内藤さんは、MTBフレームメーカーのTUBAGRAを主宰されており、「飛びやすく跳ねやすい」ある意味尖りまくったMTBを製造販売されています。
この両極端とも言える2社が揃っているということで、乗り比べが出来ちゃうという夢の試乗会になりました。
滅多にない機会なので、参加者の方々も興味津々で試乗されていました。
キャンプユーザーの方にはMTBに興味を持つ方も一定数いらっしゃいますので、少しだけその様子もご紹介いたします。
MONORAL BIKESの試乗
AEとTAと言う、味付けの違う2種類のMTB。フレームサイズも複数揃えており、用途と身長に合わせてバイクが選べます。
MTBパークのような、アップダウンや下りのスラローム、連続ジャンプなどのコースを実際に走ってみると、それぞれの違いがよくわかりました。
チタンと言う金属の特性だけでなく、フレーム形状の違いからも乗り味がだいぶ変わるので、初心者こそ実際に試乗することをお勧めします。
ざっくり言うと、ペダリングに素直に反応してくれて、グイグイ進む感じが好印象。
「一生モノのチタンバイクフレームを」と言うフレーズに相応しいMTBだな、という印象を持ちました。
MONORAL公式サイト:https://monoral.jp/
TUBAGRA croMOZU275の試乗
こちらは主催者の1人、内藤さん主宰のTUBAGRAのcroMOZU275。
こだわりのクロモリ、国産ダブルバテットチューブ(カイセイ製)を使い、国内の職人の手で一本一本丁寧に作られた逸品です。
その独特のジオメトリー(フレームの設計)からくる、ジャンプのしやすさ、軽快感は、まさに飛び跳ねる為に生まれたMTBと言えます。
その尖り過ぎた設計から、MTBに詳しい人ほど、その形状を見た瞬間「これは乗り難いだろう」と敬遠する人もいるでしょう。
ですが、実際に乗ってみると、その腰高からくる不安定さは体を動かす予備動作に繋がりやすく、慣れればまるでトリックの得意なBMXのように軽快に動かせます。
これは他のMTBでは味わえない、独特な乗り味だと思います。
最新のMTBに比べ、悪路走破性は高いとは言えませんが、実際に山の中で一緒に走ると、BB(ペダルの回転中心部分)の腰高さが障害物に当たらないなど、メリットも目の当たりにします。
TUBAGRA公式サイト:https://tubagra.com/
スマイルバイクパークについて
今回に取材に協力いただいたスマイルバイクパークでは、毎月「スマイル塾」としてインストラクターの佐多さんご本人が定期的にスクールを開催しております。
「山の中をMTBで走ってみたい」と言う方から、「レースでのタイムを上げたい」と言うガチな人まで、ご興味のある方は是非参加してみてください。
詳細は、下記スマイルバイクパークまでお問い合わせください。
スマイルバイクパーク公式サイト:http://smilebike.tokyo/
https://greenlifetokyo.com/
Green life Tokyoキャンプ場公式サイト:https://greenlifetokyo.com/